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好きな香り ・幼い頃に経験した、夕暮れの帰り道に家々から漂う食事の匂い ・灯油ストーブに火が点いた時 ・海外に行った時に飛行機からターミナルへ降り立った時の香り ・印刷が上ったばかりのチラシ ・飼っていたセキセイインコの匂い ・新しい音響機器 ・AVEDAのアメニティ ・思い出のお酒 ・・・etc いきなり香りの話題になったのは、 映画「パフューム」を観に行ったから。 世界中で1,500万部の売上げを記録したベストセラー小説を映画化。 美しい女性の香り≠手に入れるため、 恐怖の連続殺人鬼と化していく男の物語。 このストーリーのように香り≠ェ感情、 特に愛情を喚起する感覚は理解出来て、 私も好きな女性の香り≠ヘ好きですが、 映画のように香り≠ェ先行する経験は まだありません(笑) 映画の感想はというと、好き嫌いが分かれると思いますが、 18世紀のパリの街をかなりグロテスクに描写した冒頭のシーンから、 いきなり現代人の感覚とは違う世界に引き込まれて、 クライマックスの「どうしてこうなるの?」というストーリー展開も それを考える余裕を与えないような映像表現でした。 この映画を観にいった理由の一つは サウンドトラックを6月に聴きに行く予定の サイモン・ラトル指揮のベルリンフィルハーモニー管弦楽団が 担当している為。 映画好きでも知られる、常任指揮者ラトルによって 今回ベルリンフィル史上初めてサウンドトラックを 担当していましたが、 映画からは伝わるはずの無い香り≠ェ ベルリンフィルの演奏により表現されて ストーリーを一層盛り上げてました。 「音楽に和音があるように、香水にも 和音(ハーモニー)があり、 香料=音符がハーモニーを生み出す」 というセリフがこの映画にありましたが、 ドイツで生まれた作品と、 ドイツの至高のオーケストラとのハーモニーによって 官能の薫りも加わり 五感≠刺激される映画でした。 P.S.1 この映画のパンフレット(初版のみ)には 表紙裏をこすると バラの香りがするというニクイ 仕掛けがあります。 P.S.2 映画を観る前に すっぽん料理を食べた影響もあり、 五感が刺激され過ぎました(笑)。 |
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