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help リーダーに追加 RSS 2008ベルリンフィル・ピクニックコンサート(7)/ヴァルトビューネ・コンサート当日

<<   作成日時 : 2008/06/22 17:51   >>

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2008年6月15日(日)
ベルリン郊外のヴァルトビューネ野外音楽堂で開催された
ベルリンフィルハーモニー ピクニックコンサート当日。


【16:00】
会場最寄駅「Pichelsberg」には開場時間の2時間前に到着したので、まだ人はまばら。
お散歩中のワンちゃんがホームで出迎えてくれました。
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徒歩5分程で到着する会場前で待つ人達もこの時点ではまだ100名程。

開門を待つ間17:00頃に雷雨。
ドイツに入ってからもこのコンサートの為に天気予報をこまめにチェックして
いたのですが、雨の心配もあり途中駅で購入した折りたたみ傘が役に立ちました。

20分程で天気は回復しましたが、
会場で設営準備をしているスタッフの皆さんのオープンエアコンサートならではの
楽器や音響、演出機材への雨対策の苦労を察すると、他人事とは思えません。
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【18:07】
雷雨の影響もあったのか、一昨年は早目に開いた門も今回はやや遅れて開門。 
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門から歩いてしばらくすると目の前に広がるこの光景との2006年以来2年ぶりの再会。
今回もこの光景にまず感動しました。
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チケットが取れたBブロックは、アリーナ芝生席のすぐ後ろだったので
芝生席から眺めるステージを撮影してみました。

いつか誰かと一緒にこのコンサートを楽しむ時にはこの席で聴いてみたいです。
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Bブロックのセンターに座ったので振り返るとPAブース。
ミキサー前やスピーカーにも雨対策のビニールが被せられていました。
ですが客席の座席は濡れている事なく、もしかしたらスタッフの皆さんが
開場前に拭いてくれていたのかもしれません。
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客席後方にある売店。
生ビール、ソーセージ等の販売があります。
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一昨年来た時には禁止と知らずに持ち込んでしまった
ワインボトルとグラスで乾杯したので、
今回はワインをペットボトルに詰め替えて
プラスチックのワインカップも用意していたのですが、
売店でシャンパンを売っているのを見つけて
まずはイチゴのカップにシャンパンを注いでもらったものを購入して乾杯。

この後も開演までの2時間あまりお酒とオードブルを楽しんだのですが、
一昨年は暑かったほどの気温が今年は
16度くらいとやや低めだった事もありワインのピッチが進みました。
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【19:15】
開演1時間前、ティンパニー奏者が最初にステージでチューニングを開始。
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隣の方が使っていらしたヴァルトビューネのオリジナルクッション。
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【20:10】
開演5分前に再び雨。
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ところで、何で開演時刻が毎回00分ではなく15分なんだろうと以前から思っていたのですが。
この日もテレビの生中継が入っていましたが、
新聞の番組表を見るとドイツのテレビ番組のその時間帯は
20:15スタートというのがポピュラーなようです。
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2年前たまたまNHKで放送されていた
「ベルリン・フィルのワルトビューネ・コンサート」という番組で映像を
観た事がこのコンサートを体験するきっかけとなったのですが、
その魅力的な映像を作ってくれていたテレビカメラ群の一部。
(毎回映像が多用される客席最後方のクレーンカメラ〜
ステージ下手のクレーンカメラ)
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(森とステージのコントラストを演出する投光機)
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開演直前、小雨の中会場から起こったウエーブに
オーケストラメンバーも応えてくれます。
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【20:17】
本番開始までには雨も上がり開演。

今回は南米の作曲家達によるプログラムで
指揮者も南米ベネズエラ出身の
グスターボ・ドゥダメル Gustavo Dudamel

ベルリンフィルの音楽監督サイモンラトルも
絶賛しているという27歳の俊英。

決して大柄ではないのですが
プログラムが進むにつれてオーケストラメンバーをまとめている姿が
とても大きく映りました。


〜プログラム〜
M1 カルロス・チャベス(メキシコ)
「交響曲 第2番「インディオ」 (Sinfonia India)」

M2 マヌエル・デ・ファリャ(スペイン)
歌曲《7つのスペイン民謡 Siete Canciones Populares Espanolas》

M3 シルベストレ・レブエルタス(メキシコ)
「センセマヤー」

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【20:53】
第一部終了 約20分の休憩
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客席後方の左右2箇所にあるトイレには列が出来ていました。
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【21:15】

第2部 最初の曲は
M4 エイトル・ヴィラ=ロボス(ブラジル)
「ブラジル風バッハ 5番」

8人のチェリスト達とソプラノAna maria Martinezの共演


この曲は以前から持っていた日本でも発売されている
『中丸三千繪&ベルリンフィル12人のチェリストたち』 という
CDにも収録されていて、
今回のプログラムは他の曲も事前にCDを手に入れて聞いていましたが
この曲が一番耳馴染みがありました。
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会場にいらっしゃる皆さんが思い思いのスタイルで音楽を楽しんでいます。

森の上空を小鳥がさえずりながら舞う爽やかな空気の中、
大切な人と、美味しいお酒や食事そしてキャンドルや花火と共に。

ステージ上では、数百秒分の一というテンポ感や、
数ミリ単位でのフィンガリングという
最高レベルの緊張感を強いられている達人の集団が
そのようなラフな楽しみ方を許しているのは「音楽」が
なんの為にあるかを理解している傑出した芸術家集団だから
だと思います。

それを支えているスタッフの皆さんにも尊敬の念を抱いてしまいます。

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M5 アルベルト・ヒナステラ(アルゼンチン)
バレエ「エスタンシア(Estancia)」

M6 アルトゥーロ・マルケス(メキシコ)
「舞曲 第2番」
最後のこの曲が演奏された頃には
観客のテンションの最高潮、
いろいろな箇所で花火が灯されていました。

(グスターボ・ドゥダメル指揮の
ベネズエラ・ユースオーケストラによる若いエネルギッシュな
この曲の演奏が動画サイトにあります


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アンコールは3曲演奏されました。

enc.1
この日6月15日が誕生日とドゥダメルが紹介していたアルゼンチンの作曲家
オラシオ・サルガン(HORACIO SALGAN)の
「ア・フエゴ・レント」A Fuego Lento

この曲はバンドネオンの小松亮太さんの南米4カ国ツアーに同行させて
頂いた際にアルゼンチンの酒場でも聴いた思い出の曲。

enc.2
バーンスタイン
Mambo「ウエストサイドストーリー」より

enc.3
毎回最後に演奏される
「ベルリンの風」
観客は総立ちです。

行進曲『ベルリンの風 Berliner Luft』
パウル・リンケ作曲(Paul Lincke, 1866 - 1946)

当日のコンサートがハンガリーのネットラジオhttp://real1.radio.hu/
で放送された際のライブ録音
(PCでのみお聴き頂けます。作曲者が没後50年経過していますが、著作権に問題がある場合は直ぐに削除します)



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【22:15】
放送時間に合わせてか
ちょうど2時間でコンサート終了。


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来年のベルリンフィル ヴァルトビューネコンサートは2009年6月21日(日)開催
サイモン・ラトル指揮で
ラフマニノフ「ピアノコンチェルト第3番」
ストラビンスキー「春の祭典」等が予定されています。


またこの会場へ来られるようにとの思いを強くして
会場を後にしました。

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今年もコンサートを体験するまでのレポートを7回に渡り
ブログに書かせてもらいました。
よろしければ(右メニュー →)のテーマから
・ベルリンフィルピクニックコンサートをクリックしてご覧下さい。

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【追記 2008/10/8】
今回2008年のヴァルトビューネコンサートの放送が決まったようです。



■NHK BS hi 「ハイビジョンシアター」
■2008年 11月8日(土) 22:00 〜 翌 02:00
■「 ベルリン・フィルの ワルトビューネ・コンサート 〜2008〜 」

ソプラノ : アナ・マリア・マルティネス
管弦楽 : ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指 揮 : グスタボ・ドゥダメル

[ 収録: 2008年6月15日, ワルトビューネ野外音楽堂 (ドイツ) ]

− 国際共同制作:ユーロアーツ / NHK −



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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
清水さんお帰りなさい。楽しいコンサートでしたね!
夕方の大雨に少々凹みましたが、公演中は降ることもなく多少の肌寒さは「今年は南米プログラムだから」とわけのわからない理由を自分に言い聞かせ、堪能いたしました。

アンコール2曲目の「マンボ」はうれしかったぁ。ウエストサイドの中で一番好きな曲でした。

毛布やクッション持参、ランチバック持参でいらしてる姿に「本当に愛されてるコンサートなんだ」と実感しました。あの場に居れたことに感謝、そしてこのブログに出会えたおかげであの場に行くチャンスを得られたことに感謝です。

また来年・・・魅力的な演目ですよねぇ、あぁ行きたい!
miki
2008/06/22 21:39
mikiさんお帰りなさい。
ちょうど一週間前の事ですが、楽しいコンサートでしたね。

今日あたりベルリンの気温は28度くらいだそうです・・あの日肌にあたる風は少し冷たかったですが、私も気分は南米のように暖かかったです。

あの空間に居られる全ての事に感謝しながらコンサートを堪能していました。
アンコールも良かったですね。

日本からお越しになったであろう方にはどなたも直接お目にかかれませんでしたが、
来年も行ける事を目標にしたいと思っていますので、また会場で再会できる事を楽しみにしています。
清水
2008/06/22 22:41
素敵なコンサートだったみたいで、私もワクワクして読ませて頂きました。ありがとうございます!来年は是非行ってみたい、と気持ちを新たにしました。

先週末はライプツィヒのバッハ音楽祭に行って見ました。ここへ来て、音楽に囲まれて暮らしています。
mari
2008/06/24 05:29
mariさん、バッハの音楽祭も体験してみたいです。
ドイツは自然と身近に音楽もあっていいですね。

ヴァルトビューネもハレからベルリンならば近いので来年は同じ空間で体験出来たらいいですよね。

またドイツの音楽情報等お教え頂けれたら嬉しいです。
清水
2008/06/24 10:15
会場、観客のクラシックを聴くスタイル、野外ステージ、花火!?‥
何もかもがスケールの違いを感じさせますね。
クラシック音楽の日常生活での関わり方が日本とヨーロッパとでは全然違うんでしょうね。

音を楽しむと書いて『音楽』ですよね。
演奏する側もリラックスした観客を見て楽しんでいるんでしょうね。
こんなに素晴らしいコンサートがあると知れて良かったです。
ありがとうございます。
ムネメロン
2008/06/26 18:54
ムネメロンさん、そうなんですよね。クラッシック音楽も生活の中に自然とあって、この大自然の中でのコンサートでも珠玉の演奏を、思い思いのスタイルで心から楽しんでいる2万4千人余りの観客。
そしてその雰囲気をベルリンフィルのメンバーも楽しんでいるように感じる素晴らしいコンサートでした。

日本ではちょっとない、屋外でも音が琴線にストレートに響く乾燥した空気も羨ましいです(笑)

清水
2008/06/27 00:14
今晩は清水様、お久し振りです。今年のヴァルトビューネ、ドゥダメルは噂に違わぬ素晴らしい演奏だったようですね。南米は現在、あらゆる音楽シーンで注目を集めておりますね。例えばタンゴのピアソラもそうですね。アンコールのマンボ、アレはウェスト・サイド・ストーリーの作品ですが、その演出は確かブロードウェイの演出家(スティーブン。ソンドハイム)でしたね。私はオン・エアー、DVDの発売を心待ちにしております。来年のラトル、今度こそは何とか行きたいと思います。そのため錆び付いたドイツ語をブラッシュアップしています。
逸見
2008/07/02 00:27
逸見さん、ドュダメル指揮の演奏も素晴らしかったです。プログラム後半の高揚感、私もオンエアーやDVDでまた体験してみたいです。
清水
2008/07/02 10:25
清水さん(こうお呼びしていいのでしょうか?)
はじめまして。
私も今年ベルリンで聴きました。初体験でした。
あの時の感動が、ここで拝見していた蘇るようでした。
同じB席だったんです。きっとお互い近くていたのでしょうね。
これを機にまたいつかヴァルロビューネ体験をしたいなと思っています。宜しくお願いします。
Sa
2008/07/03 14:21
Saさん、はじめまして。メッセージありがとうございます。
saさんも同じBブロックだったのですね。
私もあの会場で本当に「生きてて良かった!」と感じ、また一年頑張って来年も来ようと思いました。
こちらこそ、また会場でご一緒出来る事を楽しみにしています。よろしくお願いします。
清水
2008/07/03 17:11

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